地域の食材にこだわり、他のどこに行っても食べられないものを。
高知と愛媛をつなぐ国道33号線沿いにある、地元のファミリーレストラン「レストラン高知」と、日高村で唯一のケーキ屋さん「屋根の上のガチョウ」。このどちらも経営をしているのが現代企業社です。
チェーン店といえば統一のメニューで、同じような作りの店舗であることが一般的です。しかし現代企業社が手がけるお店は、廃校をリメイクしたレストランや、築160年の古民家を改装した雑貨&珈琲屋。個性豊かなお店ばかりです。

高知県内にある15店舗に共通している特徴が、その地域にある建築物を再活用したり、特産品の食材を使ったメニューが豊富だったりと、“地域に根付いている”こと。
「そりゃ、効率は悪いです。チェーン店なら同じ内装にして、セントラルキッチンで一気に調理をしたほうが、効率もいいし、コストも抑えられます。
でも私たちのお店は、毎回イチから作るんです。その土地にあったコンセプト、内装、料理のメニューも全て。
私たちのお店は、地元のお客さんが足を運んでくれることで支えられて来ました。だからこそ、私たちもそれぞれの地域の食材を使うことで、地域に少しでも還元していきたい。どんなに効率が悪くても、その気持ちのほうが強いんです」(副社長 大西みちるさん)
その言葉通り屋根の上のガチョウでは、霧山茶園の緑茶やほうじ茶、イチゴ、マスカット、文旦など旬の食材を使ったお菓子を開発。「他のどこに行っても食べられないものを提供したい」と、この地域ならではのメニューを提供し続けています。

地域に支えられ、全国2位に輝いたオムライス
「レストラン高知」の看板メニューである「南国土佐のオムライス」。高知産の柚子、生姜、カツオに、日高村のフルーツトマトと、地元の食材がふんだんに使われています。
南国土佐のオムライスは2015に開催された「カゴメ・オムライススタジアム」で、全国大会に進出。そこで準グランプリとふるさと賞という、ダブル受賞を果たしました。

「2014年、日高村で『オムライス街道』という取り組みがスタートしました。村内の飲食店が、それぞれに工夫を凝らして、日高村の特産品のフルーツトマトを使ったオムライスを開発し、提供するというものです。『南国土佐のオムライス』が生まれたのも、このオムライス街道がきっかけでした。
せっかくならこの取り組みをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。そんな想いから全国のオムライスが集う『カゴメ・オムライススタジアム』へ出場したんです。四国大会のときに、『1店舗だけでも、全国大会に進めたらいいね』と日高村のみんなで話していたら、なんと南国土佐のオムライスが選ばれました。びっくりしつつも、嬉しかったですね。
東京で開催された全国大会には、日高村の村長や他の飲食店の皆さんまで応援に駆けつけてくれて。遠く離れた場所で、改めて『地域の人たちに支えられているんだな』と、実感しました。今でも感謝をしています」(副社長 大西みちるさん)

原点にあるのが、地元愛と芸術家の祖父
現代企業社のはじまりは、みちるさんの祖父の大西清澄さんが営んでいた喫茶店「ショパン」。
清澄さんは小説家であり、画家でした。「ショパン」には芸術家の卵たちが集まり、レコードでクラッシック音楽を流し、芸術の話をする。そんな場所だったそうです。
「祖父は生粋の芸術家でした。その隣でお店を切り盛りしていたのが、祖母だったんです。祖母は商売上手だったのか、お店の調子がよかったらしく、郊外にもレストラン展開していく中でできたのが、現代企業社でした」(副社長 大西みちるさん)
現代企業社の個性豊かで、こだわりの詰まった店舗づくりは、芸術家の祖父が原点になっていると、みちるさんは言います。レストラン高知の駐車場にあるステンレスの彫刻や、店内に飾っている絵画は、清澄さんが作った作品たちです。
ぜひ日高村を訪れ、日高村の地元に愛されている味を楽しみながら、現代企業社のルーツを感じてみてください。
高知と愛媛をつなぐ国道33号線沿いにある、地元のファミリーレストラン「レストラン高知」と、日高村で唯一のケーキ屋さん「屋根の上のガチョウ」。このどちらも経営をしているのが現代企業社です。
チェーン店といえば統一のメニューで、同じような作りの店舗であることが一般的です。しかし現代企業社が手がけるお店は、廃校をリメイクしたレストランや、築160年の古民家を改装した雑貨&珈琲屋。個性豊かなお店ばかりです。

高知県内にある15店舗に共通している特徴が、その地域にある建築物を再活用したり、特産品の食材を使ったメニューが豊富だったりと、“地域に根付いている”こと。
「そりゃ、効率は悪いです。チェーン店なら同じ内装にして、セントラルキッチンで一気に調理をしたほうが、効率もいいし、コストも抑えられます。
でも私たちのお店は、毎回イチから作るんです。その土地にあったコンセプト、内装、料理のメニューも全て。
私たちのお店は、地元のお客さんが足を運んでくれることで支えられて来ました。だからこそ、私たちもそれぞれの地域の食材を使うことで、地域に少しでも還元していきたい。どんなに効率が悪くても、その気持ちのほうが強いんです」(副社長 大西みちるさん)
その言葉通り屋根の上のガチョウでは、霧山茶園の緑茶やほうじ茶、イチゴ、マスカット、文旦など旬の食材を使ったお菓子を開発。「他のどこに行っても食べられないものを提供したい」と、この地域ならではのメニューを提供し続けています。

地域に支えられ、全国2位に輝いたオムライス
「レストラン高知」の看板メニューである「南国土佐のオムライス」。高知産の柚子、生姜、カツオに、日高村のフルーツトマトと、地元の食材がふんだんに使われています。
南国土佐のオムライスは2015に開催された「カゴメ・オムライススタジアム」で、全国大会に進出。そこで準グランプリとふるさと賞という、ダブル受賞を果たしました。

「2014年、日高村で『オムライス街道』という取り組みがスタートしました。村内の飲食店が、それぞれに工夫を凝らして、日高村の特産品のフルーツトマトを使ったオムライスを開発し、提供するというものです。『南国土佐のオムライス』が生まれたのも、このオムライス街道がきっかけでした。
せっかくならこの取り組みをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。そんな想いから全国のオムライスが集う『カゴメ・オムライススタジアム』へ出場したんです。四国大会のときに、『1店舗だけでも、全国大会に進めたらいいね』と日高村のみんなで話していたら、なんと南国土佐のオムライスが選ばれました。びっくりしつつも、嬉しかったですね。
東京で開催された全国大会には、日高村の村長や他の飲食店の皆さんまで応援に駆けつけてくれて。遠く離れた場所で、改めて『地域の人たちに支えられているんだな』と、実感しました。今でも感謝をしています」(副社長 大西みちるさん)

原点にあるのが、地元愛と芸術家の祖父
現代企業社のはじまりは、みちるさんの祖父の大西清澄さんが営んでいた喫茶店「ショパン」。
清澄さんは小説家であり、画家でした。「ショパン」には芸術家の卵たちが集まり、レコードでクラッシック音楽を流し、芸術の話をする。そんな場所だったそうです。
「祖父は生粋の芸術家でした。その隣でお店を切り盛りしていたのが、祖母だったんです。祖母は商売上手だったのか、お店の調子がよかったらしく、郊外にもレストラン展開していく中でできたのが、現代企業社でした」(副社長 大西みちるさん)
現代企業社の個性豊かで、こだわりの詰まった店舗づくりは、芸術家の祖父が原点になっていると、みちるさんは言います。レストラン高知の駐車場にあるステンレスの彫刻や、店内に飾っている絵画は、清澄さんが作った作品たちです。
ぜひ日高村を訪れ、日高村の地元に愛されている味を楽しみながら、現代企業社のルーツを感じてみてください。
創業百年の宗田カツオ節でつくるペットのおやつを開発しました!
2024.08.17
「いきつけいなか」の活動が、ふるさとチョイスAWARD2023を受賞しました!
2024.03.21