- 戦後から芋けんぴを作り続けた創業者の思いを今に受け継ぐ「芋屋金次郎」。
芋舗 芋屋金次郎
全国の芋けんぴの2本に1本を作っている、老舗芋菓子メーカーの澁谷食品株式会社から誕生した芋菓子専門店「芋屋金次郎」。現在、高知県・愛媛県・香川県・福岡県・大阪府・東京都など全国に8店舗あります。「マツコの知らない世界」(TBS系)「秘密のケンミンSHOW極」(読売テレビ・日本テレビ系)「Kinki kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)などのテレビでも紹介され知名度は高いですが、実は高知県日高村に本店があることは、まだまだあまり知られていません。芋の苗作りから自社で取り組んでいるワンランク上の芋けんぴを、日高村から全国へお届けしています。
芋けんぴを売り歩いていた、創業者の思いを継いで、できたての芋けんぴのおいしさを伝えるために
「芋屋金次郎」は高知県日高村に本店を構える「ワンランク上のフレッシュな芋けんぴをお届けする芋菓子専門店」です。老舗芋菓子メーカー「澁谷食品株式会社」から生まれた直営ブランド。その創業者は澁谷金次郎さんです。
戦後まもない頃、18歳の金次郎さんはかりんとうを作り、自転車の荷台に乗せて売り歩いていました。しかし材料の小麦の価格が高騰。食糧難の時代で、代わりになるのはさつまいもしかありませんでした。そこで金次郎さんは、祖母が作ってくれていた芋けんぴ(芋かりんとう)を思い出しました。味を思い出しながら、試行錯誤を重ねて作った芋けんぴを売るようになったそうです。

そして1952年(昭和27年)に、金次郎さんは澁谷食品株式会社を創業。土佐のお茶菓子の芋けんぴを全国に届けられるようになりました。今ではなんと年間に約10,000トンの芋を加工し、全国の芋けんぴの50%を、同社で作っています。
「『揚げたての芋けんぴのおいしさを、多くの人に伝えたい』と、作ってからなるべく早くお客様の手元にお届けするために2005年(平成17年)に誕生したのが、芋菓子専門店『芋屋金次郎』です。できたての芋けんぴは、まだ少し温かく、やわらかく、かりっと本当においしいんです。店舗限定でその日に揚げた芋けんぴだけを詰めた、『揚げたて芋けんぴ』の販売をしています。食感も風味も一味違うので、芋けんぴ好きの方には、店舗に一度足を運んでいただきたいですね」(芋屋金次郎・畠田さん)

おいしい芋けんぴは、芋の苗作りから始まる
おいしい芋けんぴを作るには、芋の鮮度がとても重要だそう。芋のでんぷんは時間を置けばおくほど糖化が進み、揚げると焦げてしまいます。かりっと香ばしく黄金色に揚げるためには、新鮮な芋でなければいけないのです。
「契約農家さんには、掘ってから2日以内の新鮮な芋を工場に届けて頂き、そのまますぐに加工をします。洗ってカットし、1次フライを行い、棒状の芋けんぴになるまで、わずか1時間という早さです」(芋屋金次郎・畠田さん)

また虫食い芋はもちろん、切れた芋や割れた芋、100グラム以下の芋は使わないなど、7項目もの約束事があると言います。それを理解し、品質のよい芋を作ってくれる契約農家さんが現在、約400軒。40年以上の長いお付き合いの農家さんもたくさんいるそうです。
契約農家さんとこれだけの信頼関係を築いているのは、「芋屋金次郎」がとことん芋と真剣に向き合っているから。昔、農家さんが芋苗作りに困っていたことがあり、その助けになるならと芋屋金次郎は芋苗作りまで始めました。

「自分たちが芋づくりのプロでないと契約農家さんの苦労も気持ちもわからない」と、芋について徹底的に研究し農業法人を立ち上げたのが2003年(平成15年)。そして現在、「芋屋金次郎」の芋けんぴには自社栽培の苗の芋も使用しています。
おいしい芋けんぴのためなら、全く妥協を知らない芋屋金次郎
芋、油、砂糖だけで作るシンプルなお菓子だからこそ、芋以外の材料にもこだわります。油は、先代金次郎から伝わる芋屋金次郎独自の配合で、最高級のなたね油と米油をブレンドした金次郎油を使用。砂糖は、芋の風味を引き立てる上品な甘さに仕上げるために、グラニュー糖使ったオリジナルの糖蜜を使っています。
「芋を揚げる温度と時間は、揚げ職人たちの長年の勘と経験を生かし、芋の状態に合わせて調整をしています。同じ品種の芋でも気候や畑、農家さんによって違う。何度も手にとり、目で見て確認しながら、おいしさも色もムラないように揚げる。まさに職人技です」(芋屋金次郎・畠田さん)

そうやってできた芋けんぴは、日高村の返礼品の中でも常にトップの人気を誇ります。「今まで食べていた芋けんぴのレベルをはるかに超えた美味しさで、すでに5回リピートしています」「最初はいっぱい入っていて食べ切れるかなと思いましたが、食べ始めると止まらなくなりすぐなくなってしまいます」など寄付者さんから、たくさんの感動の声が届いています。
おいしい芋けんぴのためなら全く妥協を知らない「芋屋金次郎」が作る芋けんぴ。ぜひ一度お試しください。
「芋屋金次郎」は高知県日高村に本店を構える「ワンランク上のフレッシュな芋けんぴをお届けする芋菓子専門店」です。老舗芋菓子メーカー「澁谷食品株式会社」から生まれた直営ブランド。その創業者は澁谷金次郎さんです。
戦後まもない頃、18歳の金次郎さんはかりんとうを作り、自転車の荷台に乗せて売り歩いていました。しかし材料の小麦の価格が高騰。食糧難の時代で、代わりになるのはさつまいもしかありませんでした。そこで金次郎さんは、祖母が作ってくれていた芋けんぴ(芋かりんとう)を思い出しました。味を思い出しながら、試行錯誤を重ねて作った芋けんぴを売るようになったそうです。

そして1952年(昭和27年)に、金次郎さんは澁谷食品株式会社を創業。土佐のお茶菓子の芋けんぴを全国に届けられるようになりました。今ではなんと年間に約10,000トンの芋を加工し、全国の芋けんぴの50%を、同社で作っています。
「『揚げたての芋けんぴのおいしさを、多くの人に伝えたい』と、作ってからなるべく早くお客様の手元にお届けするために2005年(平成17年)に誕生したのが、芋菓子専門店『芋屋金次郎』です。できたての芋けんぴは、まだ少し温かく、やわらかく、かりっと本当においしいんです。店舗限定でその日に揚げた芋けんぴだけを詰めた、『揚げたて芋けんぴ』の販売をしています。食感も風味も一味違うので、芋けんぴ好きの方には、店舗に一度足を運んでいただきたいですね」(芋屋金次郎・畠田さん)

おいしい芋けんぴは、芋の苗作りから始まる
おいしい芋けんぴを作るには、芋の鮮度がとても重要だそう。芋のでんぷんは時間を置けばおくほど糖化が進み、揚げると焦げてしまいます。かりっと香ばしく黄金色に揚げるためには、新鮮な芋でなければいけないのです。
「契約農家さんには、掘ってから2日以内の新鮮な芋を工場に届けて頂き、そのまますぐに加工をします。洗ってカットし、1次フライを行い、棒状の芋けんぴになるまで、わずか1時間という早さです」(芋屋金次郎・畠田さん)

また虫食い芋はもちろん、切れた芋や割れた芋、100グラム以下の芋は使わないなど、7項目もの約束事があると言います。それを理解し、品質のよい芋を作ってくれる契約農家さんが現在、約400軒。40年以上の長いお付き合いの農家さんもたくさんいるそうです。
契約農家さんとこれだけの信頼関係を築いているのは、「芋屋金次郎」がとことん芋と真剣に向き合っているから。昔、農家さんが芋苗作りに困っていたことがあり、その助けになるならと芋屋金次郎は芋苗作りまで始めました。

「自分たちが芋づくりのプロでないと契約農家さんの苦労も気持ちもわからない」と、芋について徹底的に研究し農業法人を立ち上げたのが2003年(平成15年)。そして現在、「芋屋金次郎」の芋けんぴには自社栽培の苗の芋も使用しています。
おいしい芋けんぴのためなら、全く妥協を知らない芋屋金次郎
芋、油、砂糖だけで作るシンプルなお菓子だからこそ、芋以外の材料にもこだわります。油は、先代金次郎から伝わる芋屋金次郎独自の配合で、最高級のなたね油と米油をブレンドした金次郎油を使用。砂糖は、芋の風味を引き立てる上品な甘さに仕上げるために、グラニュー糖使ったオリジナルの糖蜜を使っています。
「芋を揚げる温度と時間は、揚げ職人たちの長年の勘と経験を生かし、芋の状態に合わせて調整をしています。同じ品種の芋でも気候や畑、農家さんによって違う。何度も手にとり、目で見て確認しながら、おいしさも色もムラないように揚げる。まさに職人技です」(芋屋金次郎・畠田さん)

そうやってできた芋けんぴは、日高村の返礼品の中でも常にトップの人気を誇ります。「今まで食べていた芋けんぴのレベルをはるかに超えた美味しさで、すでに5回リピートしています」「最初はいっぱい入っていて食べ切れるかなと思いましたが、食べ始めると止まらなくなりすぐなくなってしまいます」など寄付者さんから、たくさんの感動の声が届いています。
おいしい芋けんぴのためなら全く妥協を知らない「芋屋金次郎」が作る芋けんぴ。ぜひ一度お試しください。
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