味の濃さと日持ちの良さは、絶え間ない工夫の積み重ね。
「味が濃くて、しっかり日持ちするショウガがほしい」そんなニーズに応えるために、壬生農園の壬生さんは、日々ショウガづくりの工夫を重ねています。
「種となるショウガを厳選するのはもちろん、葉の色や天候に合わせて肥料の配合を細かく調整。さらに、収穫後のショウガは定温・定湿の貯蔵庫で“寝かせる”ことで、味がなじみ、より良い状態になるんです」と壬生さんは言います。
ただ育てるのではなく、どうすれば他よりも高品質になるか。その視点を大切にしながら、たとえ同じ価格でも、手に取った人に“違う”と感じてもらえる品質を目指しているそうです。
栽培面積は年々広がり、今では年間約120トンものショウガを生産。法人化をきっかけに、肥料の研究にも力を入れたことで、より“濃い味”と“日持ち”を実現しました。「リピートしてくれるお客さまに、ちゃんと信頼されるものを届けたい。その気持ちはずっと変わりません」と、壬生さんは笑顔で話します。

「壬生農園のショウガだから」と選ばれるために。
ある時、取引先のスーパーの担当者に「やっぱり、壬生さんのショウガじゃないといけんわ~」と言われたことがあったそうです。その一言が、何より嬉しかったと話す壬生さん。
「壬生農園のショウガ」というブランドを大切にしているからこそ、産地直送にこだわっています。「流通業者を挟むと、どうしてもお客様に届くまで時間がかかって、鮮度が落ちてしまう。それに、他の生姜と一緒に混ざってしまうので、壬生農園のショウガだと気づいてもらえないんですよね」
自分たちが大切に育てたショウガを、できるだけフレッシュなままで。そして「壬生農園のものだ」としっかり認識してもらえるように。手間を惜しまず直接届けるのは、そんな想いがあるからです。

営業マンから農家に。異色キャリアが生んだ、攻めの農業。
実は壬生さん、日高村の農家で生まれ育ち、高知市のタイヤ販売会社で営業マンをしていました。農業に転身したのは30歳の時。体調を崩した父親の代わりに、文旦の出荷を手伝ったことがきっかけでした。
父や就農した同世代と話すうちに「農業って、時間に縛られず、やった分だけ成果が見える仕事だ」と魅力を感じ、思い切って就農。営業時代に培った経験を活かして販路を自ら開拓し、新型コロナで飲食店の需要が減ったときも、県外スーパーなどの販路で乗り切ることができました。
それから、父や就農した現在、取引先は15カ所。そのうち13カ所は壬生さん自身の足で回って開拓したもの。農業の現場に立ちながらも、マーケットの視点を持ち続けているのが、壬生農園の強みです。
さらに、規格外のショウガを捨てずに活用するため、パウダーや入浴剤などの商品開発にもチャレンジ。「育てて終わり」ではなく、「届けて、楽しんでもらう」までを見据えた、次世代の農業を実践しています。
割ると「パキっ」と音がするほど新鮮なショウガ。料理の味をぐっと引き立ててくれる、壬生農園のこだわりの一品を、ぜひ一度味わってみてください。
「味が濃くて、しっかり日持ちするショウガがほしい」そんなニーズに応えるために、壬生農園の壬生さんは、日々ショウガづくりの工夫を重ねています。
「種となるショウガを厳選するのはもちろん、葉の色や天候に合わせて肥料の配合を細かく調整。さらに、収穫後のショウガは定温・定湿の貯蔵庫で“寝かせる”ことで、味がなじみ、より良い状態になるんです」と壬生さんは言います。
ただ育てるのではなく、どうすれば他よりも高品質になるか。その視点を大切にしながら、たとえ同じ価格でも、手に取った人に“違う”と感じてもらえる品質を目指しているそうです。
栽培面積は年々広がり、今では年間約120トンものショウガを生産。法人化をきっかけに、肥料の研究にも力を入れたことで、より“濃い味”と“日持ち”を実現しました。「リピートしてくれるお客さまに、ちゃんと信頼されるものを届けたい。その気持ちはずっと変わりません」と、壬生さんは笑顔で話します。

「壬生農園のショウガだから」と選ばれるために。
ある時、取引先のスーパーの担当者に「やっぱり、壬生さんのショウガじゃないといけんわ~」と言われたことがあったそうです。その一言が、何より嬉しかったと話す壬生さん。
「壬生農園のショウガ」というブランドを大切にしているからこそ、産地直送にこだわっています。「流通業者を挟むと、どうしてもお客様に届くまで時間がかかって、鮮度が落ちてしまう。それに、他の生姜と一緒に混ざってしまうので、壬生農園のショウガだと気づいてもらえないんですよね」
自分たちが大切に育てたショウガを、できるだけフレッシュなままで。そして「壬生農園のものだ」としっかり認識してもらえるように。手間を惜しまず直接届けるのは、そんな想いがあるからです。

営業マンから農家に。異色キャリアが生んだ、攻めの農業。
実は壬生さん、日高村の農家で生まれ育ち、高知市のタイヤ販売会社で営業マンをしていました。農業に転身したのは30歳の時。体調を崩した父親の代わりに、文旦の出荷を手伝ったことがきっかけでした。
父や就農した同世代と話すうちに「農業って、時間に縛られず、やった分だけ成果が見える仕事だ」と魅力を感じ、思い切って就農。営業時代に培った経験を活かして販路を自ら開拓し、新型コロナで飲食店の需要が減ったときも、県外スーパーなどの販路で乗り切ることができました。
それから、父や就農した現在、取引先は15カ所。そのうち13カ所は壬生さん自身の足で回って開拓したもの。農業の現場に立ちながらも、マーケットの視点を持ち続けているのが、壬生農園の強みです。
さらに、規格外のショウガを捨てずに活用するため、パウダーや入浴剤などの商品開発にもチャレンジ。「育てて終わり」ではなく、「届けて、楽しんでもらう」までを見据えた、次世代の農業を実践しています。
割ると「パキっ」と音がするほど新鮮なショウガ。料理の味をぐっと引き立ててくれる、壬生農園のこだわりの一品を、ぜひ一度味わってみてください。

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