苗は同じでも、繊細な育て方で味は変わる
「 今やっていることが正しかったのかどうかは、3ヶ月後のトマトを収穫したときにしかわからない。 だから、理想の糖度で実ったときは、自分がやってきたことが正しかったと証明される瞬間。やっぱり嬉しいですね」
そう話すのは、 全国でも屈指のフルーツトマト産地である日高村で、日本一に輝いた「シュガートマト」*を栽培する三好諒さん。

日高村のシュガートマトは、一般的なトマトの糖度(4〜6度)をはるかに上回る糖度8度以上。 けれど、特別な品種を使っているわけではありません。大玉トマトの苗を、厳しい環境と繊細な管理で育てあげることで、その甘さと旨さが凝縮されたトマトが生まれます。
「最初はびっくりしました。同じ苗を植えても、育て方ひとつで全然違う味になるんです。水をどのくらい与えるか、温度をどこまで上げるか、湿度をどう保つかでトマト味は変わっていきます。
研修で教わった方法をそのままやってもうまくいくとは限らないんです。土地によって土も気温も、水捌けも全部違うので。先輩農家さんから教わりながら、経験を積む中で見えてきたより良い方法を考えて、試してみるというのを繰り返しています」
縁もゆかりもないトマトの産地に移住し、未経験からのスタート
三好さんはもともとは、日高村に縁もゆかりもなく、農業もまったくの未経験でした。2018年に関東から家族3人で日高村に移住し、地域おこし協力隊として3年間、トマトの栽培研修に取り組み、独立しました。
「日高村に来る前は、青果市場の仲卸会社の営業として働いていました。生産者の方々に会い、現場を見る中で、よく言われる“農家の高齢化”を肌で感じていました。それなら『自分が作る側に回るのもありなのかも』と思ったのがきっかけです。
ちょうどその頃、子どもが生まれて。これからどんな暮らしをしていきたいかを考えたとき、関東での生活に一生のイメージが持てなくて……。それなら“いっそのこと関東を出よう!”と、思い切って移住をして農家になることを決めました」

先輩農家に技術を教えてもらいながら、農業未経験から独立
農業も土地のことも、右も左もわからない状態でのスタート。
トマト農家とのつながりもなかった三好さんは、困ったことがあれば、いつも先輩農家のハウスを訪ねていました。
「日高村には“トマト団地”と呼ばれる地帯があって、農道を走るとズラーーーッとトマトハウスが並んでいるんです。
自分のハウスは、団地の“銀座”のような中心地にあります。だからこそ、みんなに見守っていただけているのを実感します。ひとりで作業していると、いつの間にかスッと誰かが入ってきて『もっとこうした方がいいよ』ってアドバイスをくれたり、『最近どう?』って声をかけてくれるんです。
日高村の農家さんは、可愛がってくれるし、優しいし、惜しみなく技術を教えてくれる。いい意味で“おせっかい”な人が多いんです。だからこそ、自分みたいな初心者でも挑戦できたと思っています」
経験も繋がりもゼロからのスタートだった三好さんですが、今では日高村のトマト農家の中でもシュガートマトの生産量はトップを誇っています。

わざわざ買うほど、実は変形したトマトが美味しい
シュガートマトとして出荷されるものは、糖度や酸味、形など、厳格な基準を全てクリアしたものだけ。そのためどれだけ味は美味しくても形が歪なものは、シュガートマトとしては出荷されません。
しかし「むしろ産地では『変形したトマトの方が美味しい!』と、わざわざ探して買う人もいるほど、実は美味しいんです」と三好さんは言います。

ちょっと傷があったり、形が不揃いだったり、双子のようにくっついていたり……。市場には出回らないけれど、味は折り紙付きの個性派フルーツトマトを詰め込みました。ぜひお楽しみください!
*全国の主要25ブランドを対象にしたバイヤー調査(日経MJ 2017年7月31日)。フルーツトマトは、トマトの中で、特に糖度が高いものを総称した呼び名。なかでも、シュガートマトは高知県の日高村で誕生した高糖度フルーツトマト(ブランド名)。
「 今やっていることが正しかったのかどうかは、3ヶ月後のトマトを収穫したときにしかわからない。 だから、理想の糖度で実ったときは、自分がやってきたことが正しかったと証明される瞬間。やっぱり嬉しいですね」
そう話すのは、 全国でも屈指のフルーツトマト産地である日高村で、日本一に輝いた「シュガートマト」*を栽培する三好諒さん。

日高村のシュガートマトは、一般的なトマトの糖度(4〜6度)をはるかに上回る糖度8度以上。 けれど、特別な品種を使っているわけではありません。大玉トマトの苗を、厳しい環境と繊細な管理で育てあげることで、その甘さと旨さが凝縮されたトマトが生まれます。
「最初はびっくりしました。同じ苗を植えても、育て方ひとつで全然違う味になるんです。水をどのくらい与えるか、温度をどこまで上げるか、湿度をどう保つかでトマト味は変わっていきます。
研修で教わった方法をそのままやってもうまくいくとは限らないんです。土地によって土も気温も、水捌けも全部違うので。先輩農家さんから教わりながら、経験を積む中で見えてきたより良い方法を考えて、試してみるというのを繰り返しています」
縁もゆかりもないトマトの産地に移住し、未経験からのスタート
三好さんはもともとは、日高村に縁もゆかりもなく、農業もまったくの未経験でした。2018年に関東から家族3人で日高村に移住し、地域おこし協力隊として3年間、トマトの栽培研修に取り組み、独立しました。
「日高村に来る前は、青果市場の仲卸会社の営業として働いていました。生産者の方々に会い、現場を見る中で、よく言われる“農家の高齢化”を肌で感じていました。それなら『自分が作る側に回るのもありなのかも』と思ったのがきっかけです。
ちょうどその頃、子どもが生まれて。これからどんな暮らしをしていきたいかを考えたとき、関東での生活に一生のイメージが持てなくて……。それなら“いっそのこと関東を出よう!”と、思い切って移住をして農家になることを決めました」

先輩農家に技術を教えてもらいながら、農業未経験から独立
農業も土地のことも、右も左もわからない状態でのスタート。
トマト農家とのつながりもなかった三好さんは、困ったことがあれば、いつも先輩農家のハウスを訪ねていました。
「日高村には“トマト団地”と呼ばれる地帯があって、農道を走るとズラーーーッとトマトハウスが並んでいるんです。
自分のハウスは、団地の“銀座”のような中心地にあります。だからこそ、みんなに見守っていただけているのを実感します。ひとりで作業していると、いつの間にかスッと誰かが入ってきて『もっとこうした方がいいよ』ってアドバイスをくれたり、『最近どう?』って声をかけてくれるんです。
日高村の農家さんは、可愛がってくれるし、優しいし、惜しみなく技術を教えてくれる。いい意味で“おせっかい”な人が多いんです。だからこそ、自分みたいな初心者でも挑戦できたと思っています」
経験も繋がりもゼロからのスタートだった三好さんですが、今では日高村のトマト農家の中でもシュガートマトの生産量はトップを誇っています。

わざわざ買うほど、実は変形したトマトが美味しい
シュガートマトとして出荷されるものは、糖度や酸味、形など、厳格な基準を全てクリアしたものだけ。そのためどれだけ味は美味しくても形が歪なものは、シュガートマトとしては出荷されません。
しかし「むしろ産地では『変形したトマトの方が美味しい!』と、わざわざ探して買う人もいるほど、実は美味しいんです」と三好さんは言います。

ちょっと傷があったり、形が不揃いだったり、双子のようにくっついていたり……。市場には出回らないけれど、味は折り紙付きの個性派フルーツトマトを詰め込みました。ぜひお楽しみください!
*全国の主要25ブランドを対象にしたバイヤー調査(日経MJ 2017年7月31日)。フルーツトマトは、トマトの中で、特に糖度が高いものを総称した呼び名。なかでも、シュガートマトは高知県の日高村で誕生した高糖度フルーツトマト(ブランド名)。
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