世界を旅した料理人が選んだ日高村
オーナーの岡嘉彦さんは、東京から妻と2人の子どもとともに日高村に移住しました。日高村を拠点に選んだ決め手は、「世界各国で修行やレストラン経営をしてきましたが、結果的に日本の中でも特に高知県の食材が世界一だと感じたから」。
日高村のフリーミッション型地域おこし協力隊として活動した後、自ら料理をふるう飲食店をオープンしました。移住前は、15年以上にわたり世界を旅しながら料理とワインの修業を積み、ソムリエ資格も取得。 海外でオーナーシェフを経験し、帰国後は東京で2店舗のレストランを経営するなど、豊富なキャリアを持つ本格派のシェフです。

人生を変えたワインとの出会い
大学時代に訪れたオーストラリア。料理を仕事にするつもりは全くなかったものの、留学経験を通して「自分の英語も海外で通用するんだ」と自信を持ち、その後、海外に住み続ける道を選びました。
その後、仕事でタスマニアを訪れ、ワイナリー巡りの中で初めて「ワインっておいしい」と感じた体験が、岡さんの人生を大きく変えました。
当初はまったく興味のなかったワインですが、土壌や気候、ぶどうの個性について生産者から語られるうちに「自分にはまだ分からない“深さ”がある」と直感。それが探究のはじまりでした。
その後、アメリカのワイン輸出企業に勤務しながら、日本人の味覚に合う料理とワインのペアリングを研究。料理人として、ソムリエとして、食の世界に深く入り込んでいきました。

「子どもと一緒に夕飯を食べたくて」選んだ田舎暮らし
東京でのレストラン経営は忙しく、子どもと遊ぶ時間がないほどの仕事漬けの日々を過ごしていました。「このままでは家族の時間がもてない」と思い直し、「田舎でゆっくり子育てしたい」と移住を決意。全国各地を見て回る中で出会ったのが、日高村でした。
「ここに来て、初めて本当の“ご近所さん”という言葉の意味を知りました。野菜をお裾分けしてくれたり、子どもを地域全体で育ててくれたり。昔ながらの暮らしが今も息づいている場所です」(岡さん)
次の世代へつなぎ、地域への恩返し
岡さんが心を寄せているのは、これまで地域を支えてきた先人たちへの感謝と、次の世代へのつなぎ役になること。
「昔からこの村に暮らしている方々が、代々つないできた景色や関係性を壊したくない。自分たちが新しく入ってきた立場だからこそ、できることがあるはず」と岡さんは話します。保育園の役員会長も務め、若い親世代とのつながりも深まってきました。
岡さんにとって、「自由であること」は、好きなことを好きな場所で、好きなことを続けられること。地域に根ざした食と暮らしの提案、そして村の未来を一緒に育む仲間づくり。それは、「おきな」という小さな店から、村内へ静かに広がりつつあります。

地元の恵みで仕立てる、手間ひまかけた一皿
「村の小さな台所 おきな」では、日高村や高知県産の食材を中心に、時間と手間をかけた料理が楽しめます。
たとえば、土佐あかうしを15時間以上かけて桜の薪でじっくりと燻製にしたプルドポーク。地域の人が作った野菜がたっぷりの前菜プレートや、日替わりのパスタなど、どれも素材の持ち味を引き出す味わいです。

カフェ営業のほかテイクアウト商品も人気で、リピーターが後を絶ちません。地域の特産品を生かし、こだわりの製法で作られた美味しいハムやベーコンは、塩と胡椒だけで味付けをしており、無駄なものが一切入っていないのは手作りならでは。
ふるさと納税を通じて日高村の食文化に触れ、家族や友人と共に楽しんでいただけるような商品を厳選しました。直接「おきな」で食事を楽しんでいただくこともできますので、ぜひ日高村を訪れる際は足を運んでみてください。
オーナーの岡嘉彦さんは、東京から妻と2人の子どもとともに日高村に移住しました。日高村を拠点に選んだ決め手は、「世界各国で修行やレストラン経営をしてきましたが、結果的に日本の中でも特に高知県の食材が世界一だと感じたから」。
日高村のフリーミッション型地域おこし協力隊として活動した後、自ら料理をふるう飲食店をオープンしました。移住前は、15年以上にわたり世界を旅しながら料理とワインの修業を積み、ソムリエ資格も取得。 海外でオーナーシェフを経験し、帰国後は東京で2店舗のレストランを経営するなど、豊富なキャリアを持つ本格派のシェフです。

人生を変えたワインとの出会い
大学時代に訪れたオーストラリア。料理を仕事にするつもりは全くなかったものの、留学経験を通して「自分の英語も海外で通用するんだ」と自信を持ち、その後、海外に住み続ける道を選びました。
その後、仕事でタスマニアを訪れ、ワイナリー巡りの中で初めて「ワインっておいしい」と感じた体験が、岡さんの人生を大きく変えました。
当初はまったく興味のなかったワインですが、土壌や気候、ぶどうの個性について生産者から語られるうちに「自分にはまだ分からない“深さ”がある」と直感。それが探究のはじまりでした。
その後、アメリカのワイン輸出企業に勤務しながら、日本人の味覚に合う料理とワインのペアリングを研究。料理人として、ソムリエとして、食の世界に深く入り込んでいきました。

「子どもと一緒に夕飯を食べたくて」選んだ田舎暮らし
東京でのレストラン経営は忙しく、子どもと遊ぶ時間がないほどの仕事漬けの日々を過ごしていました。「このままでは家族の時間がもてない」と思い直し、「田舎でゆっくり子育てしたい」と移住を決意。全国各地を見て回る中で出会ったのが、日高村でした。
「ここに来て、初めて本当の“ご近所さん”という言葉の意味を知りました。野菜をお裾分けしてくれたり、子どもを地域全体で育ててくれたり。昔ながらの暮らしが今も息づいている場所です」(岡さん)
次の世代へつなぎ、地域への恩返し
岡さんが心を寄せているのは、これまで地域を支えてきた先人たちへの感謝と、次の世代へのつなぎ役になること。
「昔からこの村に暮らしている方々が、代々つないできた景色や関係性を壊したくない。自分たちが新しく入ってきた立場だからこそ、できることがあるはず」と岡さんは話します。保育園の役員会長も務め、若い親世代とのつながりも深まってきました。
岡さんにとって、「自由であること」は、好きなことを好きな場所で、好きなことを続けられること。地域に根ざした食と暮らしの提案、そして村の未来を一緒に育む仲間づくり。それは、「おきな」という小さな店から、村内へ静かに広がりつつあります。

地元の恵みで仕立てる、手間ひまかけた一皿
「村の小さな台所 おきな」では、日高村や高知県産の食材を中心に、時間と手間をかけた料理が楽しめます。
たとえば、土佐あかうしを15時間以上かけて桜の薪でじっくりと燻製にしたプルドポーク。地域の人が作った野菜がたっぷりの前菜プレートや、日替わりのパスタなど、どれも素材の持ち味を引き出す味わいです。

カフェ営業のほかテイクアウト商品も人気で、リピーターが後を絶ちません。地域の特産品を生かし、こだわりの製法で作られた美味しいハムやベーコンは、塩と胡椒だけで味付けをしており、無駄なものが一切入っていないのは手作りならでは。
ふるさと納税を通じて日高村の食文化に触れ、家族や友人と共に楽しんでいただけるような商品を厳選しました。直接「おきな」で食事を楽しんでいただくこともできますので、ぜひ日高村を訪れる際は足を運んでみてください。
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