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高知県日高村

一生モノのガーデニング用品。
鍛冶職人が一つ一つ手で打ちます。

大野くわ製造処

親子2代にわたり約50年間、手作りで鍬を作り続けている「大野くわ製造処」。使う人に合わせて一つ一つ調整し、修理まで行います。村の人たちにとって、農具は日常の道具。日高村で唯一となった鍛冶屋さんは、村の暮らしを支え続けています。
アナタに合わせて造る鍛冶職人。
「この鍬(くわ)はワタシの身体に合わせて調整してあるんだよ。だからとっても使いやすいのよ」と、あるおばちゃんがちょっと誇らしげに教えてくれた。

鍬は、村内の職人さんが作っているものだという。その農具専門の鍜治職人の作業場は、日高村のメインストリートである国道33号線沿いにあった。

使いやすさの秘密は、鍬の柄をとりつける“ひつ”。

柄の長さは使う人の身長に合わせ、ひつの取り付け角度もその人に合わせて調整する。おばちゃんが言っていた「ワタシの身体に合わせた」とは、このこと。作るときのカスタマイズだけでなく、もちろん修理もしてくれる。

一点もので一生もののガーデニング用品。
使う人一人ひとりに寄り添ったくわの製作に力を注いでいる「大野くわ製造処」。

より多くの人に親しんでもらえるように、雑草取りに使う「根おこし」、石垣に生えて草取りがしにくい場所でも作業できる「石垣草取り」など、手ごろな雑貨も製作しています。

シンプルな作りでお手入れも簡単。
使用後は、水で土を洗い流し、布で拭いた後、風通しの良い場所で乾燥させるだけ。
丈夫なため壊れにくく、長く使っていただけます。

大量生産、大量消費の時代の中にあっても、「ものを大事に使う」ということに重きを置いており、一点一点金属を熱し、打ち鍛えて製作しています。

親子で支える、日高村の暮らし。
親子2代にわたり約50年間、手作りで鍬を作り続けています。

日高村内だけでも5、6件はあった鍛冶屋が年々減っていき、現在「大野くわ製造処」が村で唯一の鍛冶屋さんになってしまいました。

日高村では農業を営んでいなくても、大体の人は自分のうちで食べる分の野菜を作っています。そのため、農業は日常の道具として利用されています。

今でもその農具を作り続け、村の暮らしを支えている鍛冶職人の作った道具を、ぜひお試しください!

※一点一点金属を熱し、うち鍛えて製作しているため、柄の長さや形は写真とは多少異なります。

返礼品

鍛治職人が作った 石垣の草取り
鍛治職人が作った 石垣の草取り
隙間に生えた雑草、小さな草を取るのに便利!
鍛治職人が作った 根おこし
鍛治職人が作った 根おこし
小さな力で根が深い雑草も簡単に抜ける!

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