味の濃さと日持ちの良さは、絶え間ない工夫の積み重ね。
「味が濃くて、しっかり日持ちするショウガがほしい」そんなニーズに応えるために、壬生農園の壬生さんは、日々ショウガづくりの工夫を重ねています。
「種となるショウガを厳選するのはもちろん、葉の色や天候に合わせて肥料の配合を細かく調整。さらに、収穫後のショウガは定温・定湿の貯蔵庫で“寝かせる”ことで、味がなじみ、より良い状態になるんです」と壬生さんは言います。
ただ育てるのではなく、どうすれば他よりも高品質になるか。その視点を大切にしながら、たとえ同じ価格でも、手に取った人に“違う”と感じてもらえる品質を目指しているそうです。「リピートしてくれるお客さまに、ちゃんと信頼されるものを届けたい。その気持ちはずっと変わりません」と、壬生さんは笑顔で話します。

「壬生農園のショウガだから」と選ばれるために。
ある時、取引先のスーパーの担当者に「1年間壬生さんの生姜はお客さんからのクレームが一回も無かったから、やっぱり、壬生さんの生姜じゃないといけんわ〜」と言われたことがあったそうです。その一言が、何より嬉しかったと話す壬生さん。
「壬生農園のショウガ」というブランドを大切にしているからこそ、産地直送にこだわっています。
「自分たちの家族で育てたものを、自分たちで加工し、出荷しているのも私たちのこだわりです。
収穫後に、中間流通業者に引き取ってもらうことも可能なのですが、それだと消費者の人の手に届くまでに時間がかかり鮮度が落ちてしまいます。
それに他の生姜と一緒にまとめて出荷されてしまうので、“壬生農園の生姜”として認知してもらうことができないんです。せっかくこだわって作った生姜だからこそ、なるべく新鮮な状態で、“壬生農園の生姜”として皆さんにお届けするために、産地直送し続けています」
自分たちが大切に育てたショウガを、できるだけフレッシュなままで。そして「壬生農園のものだ」としっかり認識してもらえるように。手間を惜しまず直接届けるのは、そんな想いがあるからです。

営業マンから農家に。異色キャリアが生んだ、攻めの農業。
実は壬生さん、日高村の農家で生まれ育ち、高知市のタイヤ販売会社で営業マンをしていました。農業に転身したのは30歳の時。体調を崩した父親の代わりに、出荷を手伝ったことがきっかけでした。
父や就農した同世代と話すうちに「農業って、時間に縛られず、やった分だけ成果が見える仕事だ」と魅力を感じ、思い切って就農。営業時代に培った経験を活かして販路を自ら開拓し、新型コロナで飲食店の需要が減ったときも、県外スーパーなどの販路で乗り切ることができました。
それから、父や就農した現在、取引先は15カ所。そのうち13カ所は壬生さん自身の足で回って開拓したもの。農業の現場に立ちながらも、マーケットの視点を持ち続けているのが、壬生農園の強みです。
さらに、規格外のショウガを捨てずに活用するため、パウダーや入浴剤などの商品開発にもチャレンジ。「育てて終わり」ではなく、「届けて、楽しんでもらう」までを見据えた、次世代の農業を実践しています。
割ると「パキっ」と音がするほど新鮮なショウガ。料理の味をぐっと引き立ててくれる、壬生農園のこだわりの一品を、ぜひ一度味わってみてください。
「味が濃くて、しっかり日持ちするショウガがほしい」そんなニーズに応えるために、壬生農園の壬生さんは、日々ショウガづくりの工夫を重ねています。
「種となるショウガを厳選するのはもちろん、葉の色や天候に合わせて肥料の配合を細かく調整。さらに、収穫後のショウガは定温・定湿の貯蔵庫で“寝かせる”ことで、味がなじみ、より良い状態になるんです」と壬生さんは言います。
ただ育てるのではなく、どうすれば他よりも高品質になるか。その視点を大切にしながら、たとえ同じ価格でも、手に取った人に“違う”と感じてもらえる品質を目指しているそうです。「リピートしてくれるお客さまに、ちゃんと信頼されるものを届けたい。その気持ちはずっと変わりません」と、壬生さんは笑顔で話します。

「壬生農園のショウガだから」と選ばれるために。
ある時、取引先のスーパーの担当者に「1年間壬生さんの生姜はお客さんからのクレームが一回も無かったから、やっぱり、壬生さんの生姜じゃないといけんわ〜」と言われたことがあったそうです。その一言が、何より嬉しかったと話す壬生さん。
「壬生農園のショウガ」というブランドを大切にしているからこそ、産地直送にこだわっています。
「自分たちの家族で育てたものを、自分たちで加工し、出荷しているのも私たちのこだわりです。
収穫後に、中間流通業者に引き取ってもらうことも可能なのですが、それだと消費者の人の手に届くまでに時間がかかり鮮度が落ちてしまいます。
それに他の生姜と一緒にまとめて出荷されてしまうので、“壬生農園の生姜”として認知してもらうことができないんです。せっかくこだわって作った生姜だからこそ、なるべく新鮮な状態で、“壬生農園の生姜”として皆さんにお届けするために、産地直送し続けています」
自分たちが大切に育てたショウガを、できるだけフレッシュなままで。そして「壬生農園のものだ」としっかり認識してもらえるように。手間を惜しまず直接届けるのは、そんな想いがあるからです。

営業マンから農家に。異色キャリアが生んだ、攻めの農業。
実は壬生さん、日高村の農家で生まれ育ち、高知市のタイヤ販売会社で営業マンをしていました。農業に転身したのは30歳の時。体調を崩した父親の代わりに、出荷を手伝ったことがきっかけでした。
父や就農した同世代と話すうちに「農業って、時間に縛られず、やった分だけ成果が見える仕事だ」と魅力を感じ、思い切って就農。営業時代に培った経験を活かして販路を自ら開拓し、新型コロナで飲食店の需要が減ったときも、県外スーパーなどの販路で乗り切ることができました。
それから、父や就農した現在、取引先は15カ所。そのうち13カ所は壬生さん自身の足で回って開拓したもの。農業の現場に立ちながらも、マーケットの視点を持ち続けているのが、壬生農園の強みです。
さらに、規格外のショウガを捨てずに活用するため、パウダーや入浴剤などの商品開発にもチャレンジ。「育てて終わり」ではなく、「届けて、楽しんでもらう」までを見据えた、次世代の農業を実践しています。
割ると「パキっ」と音がするほど新鮮なショウガ。料理の味をぐっと引き立ててくれる、壬生農園のこだわりの一品を、ぜひ一度味わってみてください。